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英オークス馬ソウルシスター、追加登録でパリ大賞に参戦

2023年07月12日 13:03

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 今年の英オークスを制したソウルシスターが、現地11日の締め切りに合わせてパリ大賞に追加登録し、電撃参戦が決定した。英競馬メディア『racingpost.com』などが報じている。

 ソウルシスターは今季初戦のG3フレッドダーリンステークスで最下位の12着に沈むも、次戦のG3ミュージドラステークスを4馬身差で圧勝。続く英オークスではセーブザラストダンスに1馬身3/4差をつけて快勝した。

 それらの今季3戦は全てL.デットーリ騎手が鞍上だったが、ロイヤルアスコット開催でムチの使用回数を超過したため騎乗停止中。K.シューマーク騎手が代役を務めることになった。シューマーク騎手は昨年にドリームローパーとコンビを組み、舞台となるパリロンシャン競馬場でイスパーン賞とムーランドロンシャン賞を勝った実績がある。

 ソウルシスターを共同管理するJ.ゴスデン調教師は「英オークスからほど良く休みを取れたし、金曜日(14日)のパリ大賞に使うつもりだ。彼女をナッソーステークスに使いたいなら、タイミングもピッタリだしね」と、その先も見据えた上での判断であることを明かしている。ソウルシスターの追加登録には1万5000ユーロ(約231万円)が投じられ、ゴスデン師にはパリ大賞初制覇が懸かる。

 この他では、最多記録更新の14勝目を狙うA.ファーブル調教師がG3オカール賞勝ちのファーストミニスターを送り込むほか、A.オブライエン調教師は愛ダービー2着のアデレードリバーと同4着のペキンオペラを登録。最大8頭で争われる。