現地2日、英グッドウッド競馬場でG3モールコムステークス（2歳、芝5ハロン）が行われ、1番人気タイのビッグイヴスが3番人気プロサングエとの接戦を制した。

　素早いスタートで主導権を握ったビッグイヴスは外ラチ沿いで粘り、残り1ハロン過ぎから鋭く追い込んできたプロサングエをなんとかクビ差で抑え込んだ。もう1頭の1番人気キリアンは3着だった。

　M.アップルビー厩舎のビッグイヴスはブルーポイント産駒。オアシスドリーム産駒の母は未勝利だが、祖母クイーンズロジックは英2歳G1チェヴァリーパークステークスの勝ち馬で、母の半姉には重賞3勝に仏G1アベイドロンシャン賞2着のレディオブザデザートがいる。

　自身はデビュー戦を2着と取りこぼしたものの、2戦目にリステッドで勝ち上がり。3戦目での重賞初制覇となった。