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​ヘファナン騎手、オブライエン厩舎との30年近い蜜月に終止符

2024年03月18日 12:24

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 約30年に渡ってA.オブライエン厩舎のセカンドジョッキーを務めてきたS.ヘファナン騎手(51)が、同厩舎を離れることを決めたことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 ただし同騎手とオブライエン調教師が完全に袂を分かつわけではなく、今後も同厩舎に多くの有力馬を預けているクールモアの勝負服をビッグレースで着る機会はある見込みだという。

 ヘファナン騎手は1996年にC.ロシェ騎手の後を受けてオブライエン厩舎へ。以来、愛ダービーを4勝するなどの活躍を見せ、2016年には米G1ブリーダーズカップターフをハイランドリールで制したほか、2019年にはアンソニーヴァンダイクに騎乗してオブライエン厩舎にとって初の英ダービー制覇を達成した。

 ヘファナン騎手は「私はたくさんの友人を作り、大金を稼ぎ、素敵な写真やトロフィーをいっぱい持っている。まだ(現役が)終わったわけではないが、変化が必要だと感じたんだ」とコメント。「続けていくにはバリードイル(オブライエン厩舎)に拠点を置かない方がやりやすいと感じた。この決断には眉をひそめ、不思議に思う若手もいるだろう。でもね、エイダンが自分を起用したいならそれはまったく問題ない。これまでとの唯一の違いは、もう毎日バリードイルで馬に乗ることはないというだけだ」と語っている。