現地3月30日、ニュージーランドのエラズリー競馬場でG1サラブレッドブリーダーズステークス（2歳以上牝馬、芝1600m）が行われ、S.スプラット騎乗のベルクレアが連覇を達成した。

　序盤は中段に控えていたベルクレアだが、中盤で一気にポジションを上げて2番手へ。そのまま好位をキープして直線に入ると、残り300メートル付近からスパート。難なく先頭まで突き抜けるとあっという間にリードを広げ、2着のタウンクライヤーに1.5馬身差の快勝を収めた。

　浅野一哉騎乗のゲンチアンブルーは5着、橋詰大央騎乗のカーマンラインは8着だった。

　L.ラッタ厩舎のベルクレアはパーインカント産駒の6歳馬。昨年のこのレース後は9月のG1タージノトロフィー11着、今年2月のWFAクラシック8着と結果が出ていなかったが、1年ぶりの勝利を2度目のG1制覇で飾った。