現地9日、仏ドーヴィル競馬場でG3アンプリュダンス賞（3歳牝馬、芝1400m）が行われ、W.ビュイック騎乗のロマンチックスタイルが勝利した。

　ロマンチックスタイルは直線コースで3つに分かれた馬群のうち、中央寄りの2番手で折り合う形に。馬群合流後は残り400メートル付近から前に出て先頭に立つと、そのまま最後まで押し切った。

　圧倒的な1番人気に推されていた仏G1モルニー賞2着馬ラマチュエルはラチ沿いから追い上げたものの、半馬身差の2着までだった。

　C.アップルビー厩舎のロマンチックスタイルはナイトオブサンダー産駒。ドリームアヘッド産駒の母スウィートドリームは仏G3ミエスク賞の勝ち馬で、自身はデビュー戦こそ7着だったが2戦目から3連勝での重賞初制覇となった。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、アップルビー調教師は次走について英1000ギニーではなく仏1000ギニーの可能性を示唆している。