【カリフォルニアCS】サウジC覇者セニョールバスカドールとバファート厩舎精鋭3頭が対決
2024年09月26日 18:54
BCクラシックへ向けた注目の前哨戦、カリフォルニアクラウンS(G1、ダート1800メートル)が米西海岸のサンタアニタパーク競馬場で28日に行われる。同レースは昨年までオーサムアゲインSの名称で行われたG1で、1着馬にはBCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=デルマー)の優先出走権が与えられる。出走予定馬は7頭。今年のサウジC覇者、セニョールバスカドール(牡6、T・フィンチャー、父マインシャフト)と、名門ボブ・バファート厩舎の対決に注目が集まっている。
セニョールバスカドールは6歳になって本格化。中東遠征ではサウジCで日本のウシュバテソーロを差し切ってG1初制覇を果たすと、続くドバイワールドCも3着に好走した。帰国初戦となった8月のパットオブライエンSは1400メートルで4着に敗れたが、今回はBCクラシック制覇へ向けた大事なステップレースになる。
ボブ・バファート厩舎の3頭出しは超強力布陣だ。昨年のプリークネスS、今年のペガサスワールドCを制しているナショナルトレジャー(牡4、父クオリティロード)、昨年のBCジュベナイル2着で、今年はアーカンソーダービーなど3戦3勝のムース(牡3、父グッドマジック)、3月のサンタアニタHを勝ったニューゲート(牡4、父イントゥミスチーフ)の精鋭3頭。
11月にデルマーで行われる最強馬決定戦、BCクラシックへ向け、同じ西海岸の有力馬を決める必見のレースになる。