ゴールドフェニックスが米G2デルマーHを4連覇、今年もBCターフ参戦が濃厚
2025年09月03日 13:10

米デルマー競馬場で現地8月30日に行われたG2デルマーハンデキャップ(3歳以上、芝11ハロン)は、9頭目の大外枠から中団につけた1番人気のゴールドフェニックスが直線で外を伸び、4頭が並ぶゴール前で道中並走の5番人気ステイホットに競り勝った(クビ差)。
アタマ差の3着に2番人気のアティトラン、さらにハナ差の4着には4番人気のトゥルーリークオリティと、道中で勝ち馬をマークした2頭が続いている。
P.ダマート調教師が管理するベラード(父ロペデヴェガ)産駒の7歳セン馬ゴールドフェニックスはデルマーHの4連覇を達成。この勝利でブリーダーズカップターフの出走権を手にしたが、3年連続の出走となった昨年は日本発売分で単勝88.6倍の人気薄ながら、シャフリヤールから1馬身3/4差の4着に好走している。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ゴールドフェニックスの共同オーナーのマネージャーは「信じられないストーリーだ。この馬は我々を4年連続でブリーダーズカップに連れていってくれる」と快挙に歓喜。同メディアはゴールドフェニックスの現役生活が今季限りになるとの見解を記している。