テッドノフィーが直線独走、米2歳G1ホープフルSを8馬身半差で圧勝
2025年09月03日 13:15

米G1ホープフルステークス(2歳、ダート7ハロン)がサラトガ競馬場で現地1日に行われ、3番人気のテッドノフィーが抜群の発馬から2番手に控えると第3コーナーを過ぎて先頭に抜け出し、直後を追走していた1番人気のビューテンに8馬身1/2差をつけて圧勝した。
ゲートが開くなり1馬身ほど出る抜群のスタートを決めたテッドノフィーは、無理なく2番手に控えて第3コーナーから進出を開始。J.ヴェラスケス騎手に促されて加速すると、し烈な2着争いを尻目に直線半ばから一方的にリードを広げた。
勝ち馬を追い掛けて直線に向かったビューテンは、背後から内に入った4番人気カーテンコールに一度は1馬身近く前に出られるも、最後に差し返して2着を死守した(アタマ差)。
テッドノフィーは2日前にG1スピナウェイステークスを勝ったトミージョーと同じく、T.プレッチャー調教師が管理するイントゥミスチーフ産駒でスペンドスリフトファームの所有。8月2日にサラトガ競馬場のダート6.5ハロンでデビュー勝ちし、2連勝で重賞初制覇とした。
ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、テッドノフィーの馬名はスペンドスリフトFのネッド・トフィーGMのスペルミスに由来しているとのこと。このレースを2022年の2歳王者フォルテ以来となる通算5勝目としたプレッチャー師は、テッドノフィーの次戦を10月4日のG1ブリーダーズフューチュリティと示唆している。