愛チャンピオンSでG1初挑戦のザーラン、ムルタ師は順調な過程を強調
2025年09月10日 12:28

アイリッシュチャンピオンステークスでG1初挑戦のザーランについて、J.ムルタ調教師が順調な調整過程を強調。地元競馬メディアの『irishracing.com』などが心地よい緊張感を楽しむムルタ師のコメントを報じている。
3歳馬のザーランは4月にデビューしたばかりでクラシックは未出走。2戦目で勝ち上がると6月のリステッドも連勝し、ロイヤルアスコット開催のG2キングエドワード7世ステークスでは2着に好走した。その後、ひと息入れて臨んだ前走のG3ロイヤルホイップステークスでは格上のロスアンゼルスらを退けて重賞初制覇を飾っている。
ムルタ師は「すべて上手く行っているよ。金曜(5日)の朝にあそこ(レパーズタウン競馬場)で調教したが、ベン(コーエン騎手)も凄く満足していた。彼は調教で動く方ではないけど、久しぶりに芝で追い切って程よい負荷になった」と順調な調整過程に言及。
「あと1週間だからエキサイティングだね!」「緊張するけど良い緊張感さ。大レースでこうした馬を使えるのは素晴らしいことだよ。全てスムーズに行ってほしいね」と準備万端な様子を強調している。
また、ムルタ師は相手関係についてまだ分からないとしながら、オンブズマンの回避を「グッドニュース」と歓迎。「火曜日までに分かるはずだから、その時に感触をつかむさ。かなりタフな相手になる。彼よりレーティングの高い馬がまだたくさんいるからね」と応じた。