昨年の米2歳女王イマーシブが復活、「まだ伸びしろある」とジェルー騎手
2025年09月22日 10:35

昨年の米2歳女王イマーシブが、現地20日にチャーチルダウンズ競馬場で行われたリステッドのセネカオーバーナイトステークス(3歳牝馬、ダート8.5ハロン)で今年の初白星を挙げ、健在をアピールした。
B.コックス厩舎のナイキスト産駒でゴドルフィン所有馬のイマーシブは昨年、無敗で昨秋の米G1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズを制すなどデビュー4連勝。しかし今年は骨挫傷のため長期休養を余儀なくされ、6月の条件戦で2着と初黒星。7月のG1コーチングクラブアメリカンオークスでもスコティッシュラッシーから15馬身半差の2着に敗れた。
約2カ月ぶりの出走だった今回は好スタートからハナを切り、第4コーナーでは内をすくったアイボリーアンドエボニーに前へ出られるシーンもあったが、直線での競り合いを制して2馬身差の勝利を収めた。
米競馬メディア『Daily Racing Form』によると、騎乗したF.ジェルー騎手は「少し注意を促しただけで、とてもよく反応してくれた。まだまだ伸びしろがあると感じている」と語った。