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​英2歳G2ミルリーフS、ワーズオブトゥルースの末脚炸裂

2025年09月22日 11:20

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 現地20日、英ニューベリー競馬場でG2ミルリーフステークス(2歳、芝6ハロン)が行われ、W.ビュイック騎乗のワーズオブトゥルースが豪快な追い込みで快勝した。

 大外枠からのスタートで外にヨレたワーズオブトゥルースだが、すぐに立て直して4番手の好位を追走。残り2ハロン付近では逃げるイントゥザスカイに3馬身近い差があったものの、馬場の中央からラチ寄りに進路を切り替えたとたんに末脚が爆発。ゴール前で並ぶ間もなくイントゥザスカイをとらえ、1馬身差の勝利を収めた。

 C.アップルビー厩舎のワーズオブトゥルースはロペデヴェガ産駒のセン馬でゴドルフィンの所有。初戦完敗後に去勢されると3連勝で重賞初制覇となった。母のビヨンドリーズン(父オーストラリア)は仏G2カルヴァドス賞などの勝ち馬で、半兄には英G2スーパーレイティブステークスを制覇して英2000ギニー有力候補となったものの本番前に急死したエインシャントトゥルース(父ドバウィ)がいる。

 英競馬メディア『At The Races』によると、アップルビー調教師は米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントには行かず、今季は休養に入る意向を示唆。「(ロイヤルアスコット開催の)ジャージーステークスのようなレースからスタートし、来年中に7ハロンへステップアップさせようと考えている」と見通しを語った。