現地20日、米パークスレーシング競馬場でG2ギャラントボブステークス（3歳、ダート6ハロン）が行われ、P.ロペス騎乗の伏兵マッドハウスが金星を挙げた。

　果敢にハナを主張したマッドハウスはさらに人気薄のファイアピットにマークされつつ逃げ続け、直線に入ってから満を持してスパート。そのまま後続を完封し、3番手から2着に上がってきた大穴ゲーツキーパーに2馬身3/4差の逃げ切り勝ちを収めた。

　G1アレンジャーケンスステークス3着で圧倒的な1番人気に推されていたバーンズは後方から追い上げるも、前残りの展開に泣かされて4着までだった。

　D.ヴァンウィンクル厩舎のマッドハウスはヴェコマ産駒のセン馬。初勝利を挙げるまで6戦を要したが、そこからは一気の4連勝で重賞初制覇を果たした。