昨秋に米G1ブリーダーズカップダートマイルを制したフルセラーノが、今季は10ハロンのG1ブリーダーズカップクラシックに参戦するかもしれない。

　J.サドラー厩舎のフルセラーノはアルゼンチンで生まれたフルマスト産駒の6歳馬。今年前半は故障で長期休養を余儀なくされたが、復帰戦だった今月1日の条件戦を勝ち、現地27日のG1グッドウッドステークス（ダート9ハロン）に出走を予定している。

　グッドウッドSの勝ち馬にはBCクラシックへの優先出走権が付与される。サドラー調教師はブリーダーズカップでダートマイルとクラシックのどちらに出るかについては「様子を見よう」と明言を避けている。

　なおフルセラーノは米移籍2戦目だった昨年のG1パシフィッククラシックで10ハロンを走り、ミクストから半馬身差の2着だった。