クールモアの人気種牡馬ウートンバセットが17歳で急死 シャトル先のオーストラリアで急性肺炎
2025年09月23日 17:25

クールモアは23日、種牡馬ウートンバセットの急死をホームページで発表した。17歳だった。
シャトル先の南半球オーストラリアで窒息の症状で苦しみ、急性肺炎を発症。献身的な治療を行ったものの、助からなかったとしている。
ウートンバセット(父イフラージ)は08年生まれ。2歳時にフランスのG1ジャンリュックラガルデール賞を5戦無敗で制し、3歳時は同世代の怪物フランケル、日本からグランプリボスが出走したセントジェームズパレスSなどを走った。引退後はフランスで種牡馬入り。初年度産駒から英愛チャンピオンS覇者アルマンゾルを輩出すると、人気種牡馬となった後も活躍馬を出し続け、20年からはアイルランドのクールモアにトレードされ、今年の種付け料は30万ユーロ(約5100万円)だった。今年もカミーユピサロ、アンリマティス、アルリファー、ワールなどがG1を制している。