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プライドオブジェニがまたも引退撤回、26日のフィーハンSで復帰へ

2025年09月24日 12:20

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 5月のG1ドゥームベンカップで10着に惨敗し、6月には引退も発表されていた豪州のプライドオブジェニが、現地26日に行われるG2フィーハンステークスで復帰することになり、豪競馬メディア『racing.com』などが報じた。

 2023/24シーズンの豪州年度代表馬に輝くなどマイル・中距離戦線をリードしてきたプライドオブジェニは、春シーズンが終了する昨年11月に一度は引退。しかし、それを撤回して今年3月のG2ピーターヤングステークスで復帰戦を飾ると、5月のドゥームベンCで惨敗するまで42勝の成績を残し、6月には改めて繁殖入りとアイアムインヴィンシブルとの交配が発表されていた。

 ところが、この91日に復帰を流動的とするまま1000mのジャンプアウト(実戦形式)に参加すると、22日の朝にはムーニーバレー競馬場でレースコースギャロップも実施。C.マー調教師はかつての主戦で今回の復帰に向けて手綱を任されたD.ベイツ騎手から好感触の報告を受けた。

 マー師は「彼女は分かりやすくて、十分にやってきたのなら知らせてくれるんだ」「すべての兆候は良好だが、高齢の牝馬だし、その兆候を常に見ておきたいものだね」と、プライドオブジェニがレースへの情熱を失っていないと示唆。「彼女はジャンプアウトとギャロップで良化し続けている」「1回目は少し緩かった。2回目のトライアルはかなり良くなった。準備段階では順調だし、今朝のデック(ベイツ騎手)は凄く満足していた」「彼女は正しい方向へ向かっている」と続けている。