アンマートが調教中に故障、英チャンピオンS連覇ならず引退も
2025年10月04日 11:35

昨秋のG1英チャンピオンステークスを制し、今年も同レースの連覇を目指していたアンマートが調教中に故障。このまま引退の可能性が出てきたことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
O.バローズ厩舎のアンマートはオータード産駒の7歳セン馬でシャドウェルの所有。昨年10月の英チャンピオンSを人気薄ながら制すと、今年は5月の愛G1タタソールズゴールドカップ、6月の英G1プリンスオブウェールズステークス、9月のG1アイリッシュチャンピオンステークスでいずれも2着と安定した成績を残していた。
シャドウェルのレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「残念ながら、彼との道行きは終わりに近づいていると思う」と『PA news』にコメント。「彼は私たちにとってスーパースターだった。彼のような馬がもっと増えればいいのにと思う。ケガから復帰するのはとても稀なことで、7歳になっても彼のように情熱を持ち続けられたのは並外れたことだ。誰もが彼をとても慕っている」と、長年に渡って活躍してきたアンマートをたたえた。