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米アルシビアデスS、1位入線馬の降着でトミージョーがG1連勝

2025年10月04日 12:15

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 現地3日、米キーンランド競馬場でG1アルシビアデスステークス(2歳牝馬、ダート8.5ハロン)が行われ、1位入線したパーシーズバーが降着となり、トミージョーが繰り上がり勝利する波乱の結末となった。

 レースは前走でトミージョーに完敗の2番人気パーシーズバーが逃げ、1番人気に推されていたトミージョーが差のない2番手で追走する展開に。そのまま最後の直線に入ったが、残り1.5ハロン付近で内のパーシーズバーが急に外にヨレ、並びかけてきたトミージョーと接触。2馬身3/4差で1位入線したものの進路妨害のため2着へ降着となった。

 思わぬ形での勝利となったトミージョーは、T.プレッチャー厩舎のイントゥミスチーフ産駒。前走のG1スピナウェイステークスでは2着のパーシーズバーに6馬身半差で圧勝しており、これでデビュー3連勝となった。

 アルシビアデスSはトミージョーも次走に予定しているG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズとの関連性が強く、ここ6年でブリティッシュイディオム(2019年)、ワンダーホイール(2022年)、イマーシブ(2024年)の3頭が両レースを連勝している。