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3歳牝馬の豪G1フライトS、アポカリプティックが完勝で圧倒的人気に応える

2025年10月08日 12:45

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 豪ランドウィック競馬場で現地4日に行われたG1フライトステークス(3歳牝馬、芝1600m)は、単勝1.65倍の圧倒的人気を集めたアポカリプティックが好発から2番手につけ、し烈な2着争いを尻目に1.18馬身差で完勝した。

 アポカリプティックは好発からスローペースを見てじわりと2番手につけ、絶好の手応えで直線に進入。鞍上のT.ベリー騎手が後ろを確認する余裕から残り300mでスパートし、背後でマークしていた2番人気ウィズインザローを寄せつけなかった。中団からウィズインザローに併せにいったカリンスカ(7番人気タイ)が、さらに0.25馬身差の3着に続いている。

 アポカリプティックはM.フリードマン調教師が管理するエクストリームチョイス(父ノットアシングルダウト)産駒でG1初制覇。2歳の昨年12月末にデビューするも1戦未勝利で終え、明け3歳の今年9月に復帰するとG2フュアリアスステークスでの初勝利からG2ティーローズステークス、そして今回と重賞3連勝で通算4戦3勝とした。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、ベリー騎手はレース前のテンションなどを課題に挙げつつも「ただエキサイティングだよ。言葉がない。彼女はちょっとしたものになれるのではないかと思うんだ」と素質を絶賛。フリードマン師は次戦に豪1000ギニーを挙げている。