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【BCフィリー&メアターフ】「危険な人気馬」今年は欧州勢が強力布陣!前走平凡&距離も課題で

2025年11月01日 23:48

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 シーフィールズプリティ(牝4、C・ドゥヴォー)は危険な人気馬だ-。

 同じデルマー開催だった昨年はカナダ調教馬のモイラが快勝。今年も北米(米国・カナダ)勢の活躍を期待したくなるところだが、今年は欧州勢がかなり強力な布陣だ。仏オークス馬のゲゾラ、仏オークス2着、ヴァルメイユ賞3着のベッドタイムストーリー、オペラ賞2着シーザファイア、G1・2勝馬で昨年のBCフィリー&メアターフ2着のシンデレラズドリームなど実力馬が数多く参戦する。

 シーフィールズプリティの前走は昨年のモイラと同じEPテイラーS(1着)。ただ、負かした相手のダイアモンドレインはゴドルフィンの良血馬ではあるものの、当時がG1初挑戦だった。ゴドルフィンの主戦ビュイック騎手が今回はダイアモンドレインではなく、シンデレラズドリームに騎乗する。前走のメンバーレベルは平凡だった感がある。

 北米の牝馬の芝路線では間違いなくトップの存在だが…。「日本産馬として初めてブリーダーズカップ競走を制した馬(14年BCマイル)」として知られる父カラコンティ(欧州調教馬)はマイル以下の距離で活躍した馬だった。今回は初の2200メートルも課題になる。近走成績から人気は集めるが、欧州の一線級が相手で厳しい戦いだ。

出典:日刊スポーツ