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第3回ジャパンCをスタネーラで制したラウス騎手が死去 柴田政人キョウエイプロミスを破る

2025年11月13日 13:52

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 1983年の第3回ジャパンCをスタネーラで制したブライアン・ラウス元騎手が亡くなった。85歳だった。11日、レーシングポスト電子版が伝えている。

 記事によると、ラウス元騎手は見習い騎手をやめ、電気技師として働いた後、20代後半に騎手として復帰。80年に40歳で英国クラシック(英1000ギニー)を制覇。83年にはロイヤルアスコット開催で活躍し、牝馬スタネーラとともに欧州調教馬初のジャパンC制覇を果たした。96年にケガのため、騎手を引退し、その後は香港ジョッキークラブの見習い騎手学校で働くなどしていたという。

 アイルランド調教馬のスタネーラは82年のジャパンCにウォルター・スウィンバーン騎手とのコンビで4着(1着ハーフアイスト、2着オールアロング、3着エイプリルラン)。83年(5歳時)にラウス騎手とのコンビで本格化し、ブリガディアジェラードS、プリンスオブウェールズS、ハードウィックS、ジョーマクグラスメモリアルS(現アイリッシュチャンピオンS)などを制した。凱旋門賞6着をステップに参戦したジャパンCでは柴田政人騎手騎乗のキョウエイプロミス(高松邦男厩舎)を頭差で破っている。

出典:日刊スポーツ