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ドックランズでマイルCSに参戦のユースタス師、運があれば勝ち負けと意欲

2025年11月23日 10:04

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 ドックランズを擁して23日のマイルチャンピオンシップに挑む英国のH.ユースタス調教師が、運があれば勝ち負けになると英競馬メディア『racingpost.com』などに意気込みを語っている。

「JRAはこの3年から5年ほど国際的な馬の誘致を積極的にしていて、ここに招待されるほどの馬を持つことができたことをうれしく思っている。厩舎にとって大きな喜びだよ」と来日実現に言葉を弾ませるユースタス師。OTIレーシングが所有する5歳馬は140万ポンド(約1億8000万円)の1着賞金に加えて6月のクイーンアンステークスの覇者に贈られる多額のボーナスを狙う。

 ユースタス師は「彼は今回のレースのトップホースよりレーティングが3ポンド低いだけだし、運があるなら、彼はそれなりのところにいるさ」と勝算ありの口ぶり。「日本に到着してからちょっとネガティブなのは枠順だけだね。18頭立ての16番は選びたくなかった。でも、人気の2頭が17番(ソウルラッシュ)と15番(ジャンタルマンタル)だから周りに強い馬がいる」と不安も感じさせない。

 20日の追い切りも含めてドックランズの様子に変わったところはないというユースタス師は「彼は調教で決して派手に動くタイプではないから判断が難しいけど、状態は良さそうだよ。我々の現在地を見るのが凄く楽しみだね」「ドックランズにはたくさんの借りがある。キャリア初期に得られた成功の多くはこの馬のおかげなんだ」と意欲を見せている。