ウィンクス2番仔が来年3月のセール出品へ、初仔は約10億円で落札
2025年12月06日 11:20
オーストラリアで33連勝するなど史上屈指の名牝として知られるウィンクスの2番仔が、来年3月末のイングリス・イースター1歳馬セールに出品されることが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。
ウィンクスは死産を経て、2022年に事実上の初仔となる牝馬(父ピエロ)を出産。この産駒は2024年の同セールにて1000万豪ドル(約10億円)で落札された。2番仔は名種牡馬スニッツェル産駒の牡馬で、早くも高い期待が寄せられている。
イングリス・イースター1歳セールはオーストララシア屈指の1歳馬オークションとして知られ、来年3月29日と30日にシドニーで開催。ウィンクス産駒のほかにも、香港年度代表馬ゴールデンシックスティの半弟、クイーンオブザターフステークスなど豪G1を3勝したズーガッチャの全弟、ヴィクトリアダービーとオーストラリアンダービーのダブル制覇を達成したモーリス産駒ヒトツの全弟などの良血馬が名を連ねている。
イングリス・ブラッドストック社のS.ハッチCEOは「G1優勝馬の兄弟、またはその子孫の1歳馬が75頭以上出品される」と語っている。
