現地6日、カナダのウッドバイン競馬場でG3ヴァリディクトリーステークス（オールウェザー12ハロン）が行われ、福元大輔騎乗のハンマーヘッドが1馬身差の勝利を手にした。

　馬群の中団でレースを進めたハンマーヘッドと福元騎手は、2週目の向こう正面で一気に先頭まで進出。最終コーナーでいったん後続を引き付けてから直線でスパートし、最後は外から追い込んできたジョークスターを振り切った。

　K.アタード厩舎のハンマーヘッドはウォーフロント産駒の3歳馬。5月の米G1アメリカンターフステークス12着、10月の米G2ジョッキークラブダービー5着と米国遠征では結果が出せていなかったが、カナダ国内で重賞初制覇となった。