現地14日のG1香港マイルで4着と善戦したドックランズは、6歳となる来年も現役を続行するようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　英国のH.ユースタス厩舎に所属するドックランズは、今年6月のクイーンアンステークスでG1初制覇。その後も欧州マイル路線で入着を繰り返し、11月のG1マイルチャンピオンシップこそ9着だったが、香港マイルでは再び善戦した。

　ユースタス調教師は「素晴らしい走りだった。馬場が良ければあれだけ走ると予告していたので、みんなとても満足している」とコメント。今後については「計画を立てる必要がある。恐らくあと12カ月は賞金稼ぎに励む余地があるだろう」と語った。

　さらに同師は「ドバイのレースに登録しているが、正直に言ってロマンチックウォリアーがそこ（G1ドバイターフ）に出てくると思うので難しいだろう。休養が必要かもしれない」とし、「アスコット（クイーンアンS）はシーズン中盤の目標として当然だが、海外レース、少なくともフランスの状況は見ていく。今の彼のレベルからすると、あと1年はG1での好成績が期待できそうだ」と続けていた。