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パイロマンサーが全日本2歳優駿制覇、KYダービー選定シリーズトップに

2025年12月18日 11:30

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 日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Japan Road to the Kentucky Derby」の第2戦にあたるJpn1全日本2歳優駿(2歳、ダート1600m)が17日に川崎競馬場で行われ、ゴドルフィン所有のパイロマンサーが接戦を制した。

 ホームストレッチで先行したパイロマンサーは2番手で流れに乗り、最後の直線入り口では1番人気のベストグリーンとの叩き合いに。これにけりをつけて先頭に立ったところにタマモフリージアの猛追を受けたが、クビ差で凌ぎ切った。

 JRAの吉村圭司厩舎が管理するパイロマンサーはダーレー・ジャパン・ファームが生産したパイロ産駒でゴドルフィンの所有馬。10月のデビューから無傷の3連勝とし、シリーズの20ポイントを獲得してトップに立った。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、吉村調教師は「ケンタッキーダービーは私たちに取って一種の夢なので、とてもわくわくしている「オーナーと相談しながら、今後のレースに向けて馬が最高のコンディションとなるようにこれからも全力を尽くす」と語っている。

 なお2023年にこのレースを制したフォーエバーヤングは翌24年、サウジダービー制覇からケンタッキーダービーに参戦して3着と好走した。