重賞未経験のザキュウマ、急成長でメルボルンCの優先出走権を獲得
2026年05月20日 14:06
現地16日、豪フレミントン競馬場で行われたリステッドのアンドリュラムズデンステークス(芝2800m)は、2番人気のザキュウマが先頭から15馬身ほどの後方3番手で中間点を通過し、中団から伸びる5番人気パウンディングをゴール前で差し切り(0.75馬身差)。メルボルンカップの優先出走権を獲得した。
4月にG1シドニーカップを制した1番人気のチェンジングオブザガードは3番手追走も直線早々に失速して13着、昨年にこのレースを制しながら球節の骨折で本番出走を逃したステファノス産駒のバジリナ(6番人気)は12着に沈んだ。
ザキュウマはG.ベッグ調教師が管理するクラウデッドハウス(父レインボウクエスト)産駒の5歳セン馬。2024年2月にデビューするも勝ち上がりは昨年6月と6戦を要し、休養から復帰した今年の2月から3連勝と急成長を遂げていた。リステッドの出走は今回が2度目で初勝利(通算14戦5勝)とし、まだ重賞の出走経験はない。
豪競馬メディア『racing.com』によると、ベッグ師は「馬が頑張ってくれたおかげだ」「彼は自分のレーティングを超える斤量規定を克服した」とザキュウマを称賛。思い通りに扱わせてくれたオーナーブリーダーに感謝するとともに「だから11月の第1火曜日にここにいられたらね」とメルボルンCでの恩返しに思いを馳せた。
ベッグ師は2022年のメルボルンCに出走予定のルナーフレアが獣医勧告で無念の除外。同馬は翌年にアンドリュラムズデンSを制して優先出走権を得たものの、今度は体調不良で回避となっており、ザキュウマの出走が叶えばベッグ師にとって初のメルボルンCとなる。
