メルボルンカップ

Melbourne Cup

2016/11/01(火)13時00分発走 ※発走日時は日本時間

フレミントン競馬場

カレンミロティック

カレンミロティック
性齢 セ8
ハーツクライ
スターミー
母の父 エーピーインディ
調教師 平田修

3200mの天皇賞・春では2年連続の上位争い。昨年はゴールドシップの3着に善戦し、2着のフェイムゲームは半年後にメルボルンCで1番人気の評価を受けた。今年はキタサンブラックと激しい叩き合いを演じ、一旦は先頭に顔をのぞかせたもののハナ差で惜敗。その相手は今や現役最強を争うまでに飛躍を遂げている。3000mを超えるレースは阪神大賞典の4、6着と合わせ、4戦して大きく崩れたことはなく、ならば、半年前に掴みかけた栄光を、遠くオーストラリアで手中に収めても不思議はないだろう。

海外遠征も2年前の香港ヴァーズで経験済み。当時は前半4番手から4コーナー手前で押し上げ、直線半ばまで先頭争いを演じた末に勝ち馬から2馬身3/4差の5着に健闘した。宝塚記念2着から約半年ぶりの実戦で残した結果でもあり、環境の変化に動じない精神力の強さも証明している。メルボルンCは過去に8歳までしか優勝例がなく、最新でも1938年と80年近く昔の記録になる。日本の1月1日と異なり、8月1日に馬齢加算される現地表記では9歳となる老兵にとって、今回の遠征は不可能への挑戦という意味合いも帯びるが、56kg未満の斤量(ハンデ55.5kg)で戦えるのは約5年ぶり。衰え知らずの背中が軽くなるのは幸いで、最高齢優勝の新記録樹立なるか、期待をもって見守りたい。

  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
近3走 2016/9/25 オールカマー G2 9 中山 2200
2016/6/26 宝塚記念 G1 11 阪神 2200
2016/5/1 天皇賞・春 G1 2 京都 3200
  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
主な戦績 2013/11/30 金鯱賞 G2 1 中京 2000
2016/5/1 天皇賞・春 G1 2 京都 3200
2014/6/29 宝塚記念 G1 2 阪神 2200