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【ターフ】市丸博司の見解

2018年03月30日 13:32

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 頭数が揃ってこの日最も難しく、したがって穴馬の台頭もありそうなのがこのレースである。昨年は5番人気ヴィブロスが勝って2着に7番人気が入り、馬連万馬券、3連単16万馬券だった。そのくらいの波乱は十分にありそうだ。

 ここ4年で日本馬が3勝しており、今年5頭出走している日本馬にチャンスがありそうな気配も漂う。期待は十分できるだろう。

 市丸流レーティング1位はリアルスティールとなった。過去5走以内・1年以内のレースが対象(1年以内に該当レースがない場合は遡るケースあり)の市丸流レーティングでは、毎日王冠が評価されている。

 毎日王冠は約7か月ぶりのレースで、かなりのパフォーマンスを発揮した。今回は約5か月ぶりで、休み明け自体は問題ないといえるだろう。ただし、近年休み明けがドバイターフ、というケースで勝った馬はいない。一度叩けなかったのがどう出るか。

 2位はネオリアリズムヴィブロスが並び、さらに1差で4位にクロコスミア。日本馬が上位を独占している。

 ネオリアリズムは昨年香港クイーンエリザベス2世Cを勝ち、香港カップ3着。海外実績は十分だ。鞍上モレイラを確保して、勝負気配も伺える。マイルよりはこのくらいの距離がよさそうで、最も手堅いのはこの馬か。

 ヴィブロスは昨年同様、中山記念敗退後のレースとなる。ローテはいいし、昨年秋以降は馬体を増やしており、今回究極の仕上げとなるのではないか。楽しみな一戦である。

 クロコスミアはエリザベス女王杯で2番手から2着。今回は逃げられそうで、人気的にも面白い一戦になるのではないか。

 日本馬ではディアドラのレーティングが低く出た。4歳馬で、3歳牝馬限定秋華賞勝ち後の2戦で凡走しているだけに、高く出ないのは仕方がない。前走を叩いてどの程度上昇しているかがポイントとなる。

 日本勢が人気を集めそうなだけに、穴なら外国馬ということになる。その筆頭はランカスターボンバー。マイル戦を中心に使ってきたが、BCマイル2着、香港マイル5着はこのメンバーでは上位。まだ1勝馬だが、2・3着の穴としてはもってこいだ。鞍上ムーアも心強い。

 前哨戦ジェベルハッタ組は人気ほどの信頼は置けそうにない。これなら、ゴスデン厩舎、デットーリ騎乗のモナークスグレンが面白そう。フランケル産駒の一発があるか。

 順位付けは難しいが、軸は人気が落ちそうなリアルスティールでいってみたい。相手はヴィブロス、ネオリアリズム、クロコスミア。外国馬はランカスターボンバー、モナークスグレン。押さえるならベンバトルトレスフリュオースだが、そこまで買えるかどうか。

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