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【メルボルンC】市丸博司の見解

2018年11月04日 15:00

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 前哨戦のコーフィールドCでは、市丸流レーティングで明らかに恵まれたハンデだと思われる馬がいると指摘。その馬、ホームズマンが2着に好走した。市丸流レーティングもたまには役に立つことを示せたと思う。いつもいつもそううまくいくわけではないが、参考にしていただければ幸いである。


 市丸流レーティングは、モノサシになる日本馬を中心に、外国馬との着差を考慮し、今回背負う斤量で補正をかけて算出している。通常の別定戦なら102~105で勝ち負けできるレベルだが、ハンデ戦なのでもう少し高めでないと厳しいとみるべきだろう。ちなみに、コーフィールドCのホームズマンは110だった。

 今回の市丸流レーティングでは、111という評価の馬が2頭いる。この2頭を含め、108以上が4頭。このあたりを中心に買ってみたい。

 111から1頭選ぶとすれば、ロストロポーヴィチのほうではないか。アイルランドのA.オブライエン厩舎に所属。同厩舎ではユカタンザクリフスオブモハーのほうが(ブックメーカーオッズでは)人気になっているが、実績とハンデを加味すればこちらのほうが魅力的だ。

 ロストロポーヴィチは、アイルランドダービー2着馬。このレースで、日本産のディープインパクト産駒サクソンウォリアー(3着)にはクビ差先着している。キングジョージ6世&クイーンエリザベスSは55.5キロを背負って7頭立て5着。その後G3戦を勝って、前走コックスプレートは5着だが、これはひと叩きだろう。今回のハンデは裸同然の51キロ。これなら十分争覇圏だろう。

 同じ111のヤングスターは、前々走ターンブルSで、G1を22勝している豪州のスター牝馬ウィンクスに1馬身差の2着。ウィンクスが57キロを背負っていたとはいえ、この馬も54.5キロで1馬身差に詰め寄っている。今回は51.5キロなのだから、このメンバーならと思わずにはいられない。

 市丸流レーティング109のクロスカウンターは、前々走G3のゴードンSで2着ディーエックスビー(英ダービー2着馬)に4馬身半差の楽勝。前走G2で2着した後の遠征となる。実績はやや劣るが、まだ底を見せていない点は不気味だ。勝ち負けは難しくても、51キロなら3着以内があってもいい。

 ここまで3頭はすべて軽ハンデだったが、次のエースハイは55キロ。実績馬であり、頭までの期待ができる馬だといえるのではないか。3歳時にG1を連勝。ヴィクトリアダービーを勝っている。ただし4歳となった今年はG2を1勝しただけと3歳前半の勢いはなく、前走コーフィールドCでは逃げて15着に終わっている。このへんは気がかりだ。

 106ラインには3頭。この中では、やはりベストソリューションだろう。前走のコーフィールドCまでG1を3連勝。そして何より、前走を57.5キロで勝ったのにハンデ据え置きである。トップハンデが苦戦していることは承知の上で、やはり買い目に入れておきたい馬である。

 106ラインではもう1頭、アヴィリオスも忘れてはいけない馬だ。フランスからトレードされると、G3を3連勝。前走コックスプレートでは59キロを背負ってウィンクスの4着に入っている。54.5キロなら一発があって何ら不思議はない。

 106のもう1頭、オーヴレイはやや実績的に落ちるか。これなら105ラインからオブライエン勢のザクリフスオブモハーユカタンを入れておきたい。

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