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【香港カップ】栗山求の見解

2020年12月12日 13:51

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 クールモアが送り込んできたアイルランド調教馬マジカルは7つのG1を制した女傑。同じクールモア所属で昨年の2着馬マジックワンドよりも格上の存在で、G1を3勝したロードデンドロンの全妹でもある。「ガリレオ×ピヴォタル」の組み合わせはラヴ(英1000ギニー、英オークスなどG1を4勝)、ハモーサ(英1000ギニー、愛1000ギニー)など多くの活躍馬を出しているニックスだ。香港の芝は時計が出やすいので、ヨーロッパの実績馬は比較的時計が出やすいアメリカやオセアニアにおける実績がほしいところ。その点、マジカルは前走のブリーダーズCターフ(米G1・芝12ハロン)で堅良の馬場コンディションをこなして2着。香港の芝にも対応できそうだ。

 ダノンプレミアムは春のオーストラリア遠征(G1クイーンエリザベスS3着)に続いて今年2回目の海外挑戦。前走の天皇賞・秋は逃げて4着。気難しさがあるため、陣営も試行錯誤しながら調整しているが、良かったころに比べるとゴール前の粘りが淡泊になっている。父ディープインパクトは2015年の勝ち馬エイシンヒカリを出している。最後までレースに集中できればマジカル相手でも勝つだけの能力を秘めている。

 昨年の覇者で、香港芝2000mでG1を2勝しているウインブライトは、体調面に問題がなければ当然勝ち負けとなる。前走の天皇賞・秋は久々だったことに加え苦手の東京コースだった。気にする必要はない。

 フランス調教馬スカレティはケンダルジャン産駒。最近は道悪ばかり走っているが、血統的には硬い馬場をこなせるタイプ。体調次第では一発も。

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