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【ドバイワールドカップ】土屋真光の見解

2021年03月26日 14:49

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 アメリカの超一線級、さらにゴドルフィンの地元勢が不在で、例年以上に難解な組み合わせとなった。

 目下のブックメーカーでの1番人気はアメリカ調教のゴドルフィン所有馬ミスティックガイド。デビュー以来7戦して(3-2-2-0)という成績で、2着のうちのひとつが前々走のG1ジョッキークラブゴールドカップ招待というもの。5頭立ての2着も、3着がタシトゥスだったということを考えると、それなりに価値のある2着だったように見えます。

 2番人気はサルートザソルジャーヘスースチームミリタリーローの3頭が拮抗。このうち、ヘスースチームはBCダートマイル2着などの好成績は残しているものの、レベル全体に疑問符がつく上に、ミスティックガイドに完敗もしている。ミリタリーローはダートのマイラー。昨年のアルマクトゥームチャレンジラウンド3でも2着となっているが、勝ち馬からは大きく離された。

 といったあたりを踏まえて、1番手にはミスティックガイド。距離に一抹の不安はあるものの、前走のレイザーバックハンデも圧勝だったし、2走前の2着を評価したい。ただ、どちらかといえば消去法で残ったような1番手だ。

 2番手にはサルートザソルジャー。今年のアルマクトゥームチャレンジのラウンド1こそ3着に敗れたが、ラウンド2、ラウンド3と連勝中。アルマクトゥームチャレンジラウンド3が本番とは直結しにくいというデータには目をつむる。逃げにこだわらない点も高評価。

 3番手にはハイポセティカルの名前を挙げる。前々走の条件戦で、ダート1600mを1分35秒95で勝っている。残り400mを27秒で走ってもこのメンバーなら勝ち負けとなる。ガデイヤー調教師は一昨年、グロンコウスキーでハナ差2着。その雪辱を狙う。

土屋真光

フリーライター。国内外中央地方を問わず取材。特に香港・マカオ競馬事情には強いが、近年は南アフリカ、バーレーン、カタールなど日本ではメジャーではない土地に力を入れている。JRA公式HP、『競馬ブック』、『Sportiva』などに寄稿。

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