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【ドバイターフ】木村拓人の見解

2021年03月26日 14:45

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 ワンターンで直線が長い芝1800m。瞬発力が試されるこの舞台は日本馬にとって特に有利な条件と言える。

 今年はヴァンドギャルド一頭のみの参戦となるが、実績的にはこれまでの日本馬と比べて物足りない印象を受ける。だが馬体の印象であれば重厚感を持ち合わせたディープ産駒で、極限に軽い日本の馬場よりも適度に重い馬場が最も合いそうなイメージ。常にテンションが高い馬だけに落ち着きがカギとはなるが、ウインブライトのように海外でブレイクする日本馬のタイプにはまっている感覚はある。

 相手を見渡しても欧州で強敵と走っているロードノースを除けばさしあたって強力なメンバーもおらず、ここは興味深い一戦となりそうだ。

 ロードノースは昨年のプリンスオブウェールズSでアデイブ、バーニーロイ、ジャパンといった強豪を相手に楽勝と言っていい内容。英インターナショナルSではガイヤース、マジカルに敗れての3着だったが、欧州中距離路線では今年の主役候補となる一頭。英チャンピオンSは馬場、ブリーダーズカップターフは距離もあって敗れているが、これくらいの距離がベストの印象。実績的にもこの相手では頭一つ抜けた存在だ。

 前哨戦を制したロードグリッターズ、そこで今年初戦を3着と好走した地元のアルスハイルも注意が必要。

木村拓人

『競馬新聞デイリー馬三郎』美浦担当の取材記者。素軽いフットワークで海外競馬、セリ、育成牧場などを動き回り、競馬場のイベントやTV等の解説も担当する競馬マスコミ界のユーティリティプレーヤー。好きな海外馬はメダグリアドーロ、サイレントウィットネス、シックスパーフェクションズ。