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マカヒキ陣営に最強の援軍、凱旋門賞最多勝タイのT.ジャルネ騎手

2016年09月28日 08:45

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 現在まで凱旋門賞史上最多タイの4勝を挙げているフランスの名手・T.ジャルネ騎手。彼はルメール騎手の兄弟子であり、憧れの存在でもある。日本の競馬ファンの間では、トレブの手綱を取ってオルフェ―ヴルの夢を破った騎手と言った方が分かりやすいだろう。

 そんな同騎手だが、今度は日本馬のライバルではなく、援軍としてマカヒキ陣営に協力してくれている。それはルメール騎手が「最終追い切りで調教パートナー(マイフリヴァ)の手綱を取って、マカヒキ陣営に協力して欲しい」と直接ジャルネ騎手に交渉し、それを快く引き受けてもらい、最強タッグが実現したという訳だ。凱旋門賞を知り尽くしているベテランの協力は何とも心強い。そのジャルネ騎手に追い切りを終えた際の感想を聞いてみた。

ジャルネ騎手のコメント

 前走のニエル賞の追い切りにも参加しましたが、その時は僚馬(マイフリヴァ)の方が少し先に出て、マカヒキは決して調子が良いという状態ではありませんでした。ところが、今回はマカヒキが余裕を持って先着したことで、調子が上がってきたことが良く分かります。それも今回は最小限の力だけで前に出て行った感じです。柔らかい動きだし、そんなに力を入れているわけでもなく、馬の状態が確実に上がってきているのでしょう。

まだレースまで日にちがありますし、他の馬たちの動向もどの様に動くか分かりません。ラクレソニエールも回避ということになりましたし…。それでもマカヒキは十分に努力してきたので、それが本番で上手く出てくれると信じています。凱旋門賞では必ず良い成績を上げられると思います。