G1ナンソープSを連覇した名スプリンターのメッカズエンジェルが、今季限りで現役を引退することが分かった。

　マイケル・ドッズ厩舎の5歳牝馬メッカズエンジェルは、5ハロンG1ナンソープSを昨年から連覇。しかし仏G1アベイドロンシャン賞3着から中12日で臨んだ現地15日の英G1ブリティッシュチャンピオンズスプリントSでは13頭立ての12着に惨敗し、これが現役最後のレースとなった。

　ドッズ調教師は「（ブリティッシュチャンピオンズスプリントSは）前走からの間隔が短すぎたかもしれない。間隔を長く取った時はいつも好走していた」と敗因を分析。「これで引退になるだろう」と語り、「メッカズエンジェルは私たちに多くの喜びをもたらし、大レースに出る機会を与えてくれた」と感謝していた。