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急成長のユカタン、名門厩舎のエースとしてG1出走へ

2016年10月22日 11:58

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 エイダン・オブライエン厩舎の2歳馬ユカタンはデビュー戦で7着に敗れるなど当初は目立たない存在だったが、今や1年を締めくくる重要G1レーシングポストトロフィーに名門厩舎のエースとして挑戦するまでになった。

 オブライエン厩舎にとってレーシングポストトロフィーといえば、ここを勝った翌年にクラシックウィナーとなったハイシャパラル、ブライアンボル、キャメロットらがいる縁起のいいレースで、今年は4戦3勝のカプリが厩舎を代表して出走すると思われていた。

 しかしオブライエン師はカプリではなく、前走のG2ベレスフォードSでカプリに惜敗したユカタンを抜てき。同師はユカタンの状態が上がってきたことを認めていた。レーシングマネージャーのアラン・クーパー氏も「ユカタンは走るたびに成長していると思う。今回もいいステップアップになるだろうし、どうなるか見てみようじゃないか」とユカタンに期待を寄せている。