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BCフィリー&メアターフの穴馬は地元のアベンジ

2016年11月02日 10:43

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 ヌーヴォレコルトが出走するBCフィリー&メアターフは13頭立て。下馬評ではレディイーライ(87勝・21回、2014年のBCジュベナイルフィリーズターフ優勝)が1番人気に推されるのは間違いなさそう。凱旋門賞でワンツースリーを決めたエイダン・オブライエン厩舎のセブンスヘブンの2番人気までは固そうだ。しかし、馬券的に妙味はない。そこで現地で穴馬を探してみた。

 その中でピックアップしたのは10番人気前後が予想される地元・サンタアニタパーク所属のアベンジだ。アベンジは目下3連勝中の上がり馬。前走のロデオドライブSで悲願のG1制覇を決めてここへ駒を進めてきたのだが、思いのほか、人気がない。地元の報道陣の間でも穴馬ならこれだとの声が多々上がったので、アベンジを管理するリチャード・マンデラ調教師の元を訪ねてみることにした。

「アベンジの調子は3走前から突然上がったんだ。元々、素質はあった馬だけど、なかなか調子が上がらなくてね。それがデルマーで行われたG2のジョンC.マビー・ハンデキャップを勝ってからずっと調子がいいよ。勝ち方に派手さはないけど、確実に伸びているのは分かる。それにここは地元だし、外国馬のような輸送の負担もないからね。ジョッキーとの相性もいい。当日の作戦は教えられないけど、日本の競馬ファンも期待して欲しい」とコメント。

 海外では地元の伏兵が人気馬に割って入ることはよくあるパターン。それが今回はアベンジかもしれない。