5月6日にニューマーケット競馬場で行われる英2000ギニー（芝8ハロン）に、昨年のG1デューハーストステークスを制すなど全欧2歳王者に輝いたチャーチルら精鋭69頭が登録した。

　このレース7勝の実績を誇るA．オブライエン調教師は、チャーチルを筆頭に11頭を登録。8月のG1フェニックスステークスの覇者で無敗のカラヴァッジオ、7月にG2ヴィンテージステークスを制したウォーディクリーも含まれている。

　G1クリテリウムアンテルナシオナルの優勝馬で、先日のUAE2000ギニーを勝ったサンダースノーは、6頭を登録したS．ビン・スルール厩舎の筆頭。W．ハガス調教師はG1レーシングポストトロフィーの覇者リヴェットをエントリーしている。

　凱旋門賞デーのG1ジャンリュックラガルデール賞を勝ったナショナルディフェンスはフランスから登録した4頭のうちの1頭。管理するC．ヘッドマーレック調教師は「冬を至極順調に過ごして、7日に芝で今年の初時計を出しています。馬場は凄く柔らかかったけど、彼には問題ありませんでした。体重はだいぶ増えたけど毛ヅヤも良く、今のところ凄く調子が良さそうです」と現状を伝えると、「4月10日のジェベル賞（メゾンラフィット競馬場）に9割の仕上げで使いたいですね。その内容を見て、英2000ギニーか仏2000ギニーにするか決めるつもりです」とプランを明かした。