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親子制覇狙ったドリームキャッスル、グリーナムSで2馬身差の完敗

2017年04月23日 10:19

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 現地22日にニューベリー競馬場で行われたG3グリーナムステークス(芝7ハロン)に、前走でデビュー勝ちを飾ったばかりのフランケル産駒ドリームキャッスルが出走。1番人気を背負ったものの、2馬身差の2着に完敗した。

 優勝したのは同じゴドルフィンの所有馬で、J.ドイル騎乗のバーニーロイ。残り1ハロンで先頭に立ったドリームキャッスルを最後の100mで捕らえ、並ぶ間もなく差し切った。この勝利を受けて大手ブックメーカーのパディーパワーは、これで2戦2勝としたバーニーロイの賭け率を戦前の17倍から7倍へと切り上げている。

 管理するR.ハノン調教師は「(前走の)1マイルから7ハロンへの距離短縮を心配したけど、徐々に流れにも乗れたね。4ハロンくらいまで乗り辛そうで、そこからは“ビューン”と来てくれたし」とバーニーロイの内容を評価した上で、「(英2000)ギニーに出走するチャンスを手に入れたね」と事実上の出馬宣言。「距離はもっと長くてもこなせると確信している。でも、速い流れの1マイルは彼に合っているよ」と自信を見せた。

 一方、人気を裏切る形となったドリームキャッスルのS.ビン・スルール調教師は「かなり掛かっていた。彼は後ろで折り合う必要がある馬だから」と敗因を挙げ、英・仏・愛の2000ギニーを選択肢としてオーナーのモハメド殿下に相談する意向を明かしている。