昨秋にG1英チャンピオンステークスを7馬身差で圧勝したクラックスマンが、現地3月31日に行われるドバイシーマクラシックには出走しない可能性が高いことが分かった。

　これは最終決定ではないとしつつも、オーナーのA.オッペンハイマー氏がドバイ遠征は「ありそうもない」と漏らしたもの。同氏は「ドバイから始動すると長いシーズンになるが、恐らくそうはならない」と語っていた。

　クラックスマンを管理するJ.ゴスデン厩舎には昨年の凱旋門賞などを制した名牝エネイブルも所属。ゴスデン調教師は両馬が凱旋門賞まで直接対決しないようにローテーションを組む意向を示している。