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【香港スプリント】ミスタースタニングが史上3頭目の連覇、ファインニードルは8着

2018年12月09日 16:50

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 現地9日、香港シャティン競馬場で行われたG1香港スプリント(3歳以上、芝1200m)に日本からファインニードルが出走。先行勢を目標に5番手でレースを進めるも、直線入口から伸び切れず勝ち馬に4馬身差の8着に終わった。

 レースは3番手から抜け出したミスタースタニングが、背後から追いすがるディービーピンを3/4馬身抑えてロードカナロア(2012年、2013年)以来となる史上3頭目の連覇達成。さらに1/2馬身差の3着には中団からビートザクロックが差し込んだ。勝ち時計は1分8秒85(GOOD)。日本発売で1番人気のホットキングプローンは逃げるも9着に沈んでいる。なお、ピンウースパークは競走除外となった。

 真っ先にゲートを出たのはミスタースタニング。外枠のホットキングプローンが仕掛けてハナに立ち、3コーナーを迎えるとアイヴィクトリーが早くも馬体を併せにかかる。ミスタースタニングは2頭を1馬身半ほど後ろでじっくり追い掛け、その両脇からディービーピンとファインニードルも差なく続く。さらにリトルジャイアントとビートザクロックが追い掛けた。

 ホットキングプローンとアイヴィクトリーは併せ馬のまま直線残り200mまで先頭を守ったが、外からミスタースタニングが並び掛けると2頭の間を狙ってディービーピンも追撃。100mでミスタースタニングが体半分ほど抜け出し、さらに外からビートザクロックがリトルジャイアントを連れて追撃してきたが、ミスタースタニングは最後まで力強い脚勢を保って押し切った。