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ハッピーバレー唯一の重賞に好メンバー集結、サザンレジェンドはドバイ遠征を視野

2019年01月09日 14:10

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 香港ハッピーバレー競馬場に設けられた唯一の重賞であるG3ジャニュアリーカップ(9日、芝1800m)に、タイムワープをはじめ中距離路線の好メンバーが集結。香港ジョッキークラブが公式サイトで各陣営の思惑を伝えている。

 タイムワープは2017年6月以来となるハッピーバレーでのレースだが、当時は今回と同じ芝1800mでトラックレコードをマークしている。全弟グロリアスフォーエバーの3着に終わった前走のG1香港カップについて「彼は楽しんでいたように思う。ペースが良くてリズムに乗れたからね。彼がご機嫌な時はそうなんだ」と振り返る主戦のZ.パートン騎手は、「照明の下でのレースで変わり身があるかもしれない。また大舞台に立っていると思うのではないかな」と復権に期待を込めている。

 サザンレジェンドは前走の香港マイルでビューティージェネレーションの3着。ハッピーバレーでの実績は1200mで2戦2勝だが、同馬を管理するC.ファウンズ調教師は「1800mもこなせると思う」と前向きだ。今後は20日のG1香港スチュワーズカップでビューティージェネレーションに再挑戦し、順調なら同師が「ゴドルフィンマイルと1800mのドバイターフに登録してある」という遠征に出る。

 また、南アフリカから移籍2戦目の香港カップでグロリアスフォーエバーに3馬身圏内の5着に好走したノーザンスーパースターのA.ミラード調教師は「彼は思慮深く経験を積んでいる」とナイターレースも不安視せず。一方、K.ティータン騎手は「すぐに適応できるか確かなことは分からないが、この馬は事に当たればプロフェッショナルさ」と信頼を寄せており、香港Cの内容を元にタイムワープと19ポンド(約8.6kg)ものハンデ差に「信じられない」と自信をにじませている。