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英1000ギニーに58頭が登録、吉田勝己氏の所有馬がアメリカから遠征も

2019年03月06日 14:53

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 英1000ギニー(現地5月5日、ニューマーケット競馬場、芝8ハロン)の登録馬58頭が発表になり、ノーザンファームの吉田勝己氏の所有馬で、昨年に英国から米国へ移籍したザマッケムビュレットも含まれていることが明らかになった。

 ザマッケムビュレットは昨年9月の英G1チェヴァリーパークステークスでフェアリーランドとクビ差の接戦を演じ、次戦では米G1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフに遠征して6着。W.ウォード厩舎へ移籍してそのまま米国に留まり、大晦日にオールウェザー8ハロンの条件戦で10馬身半差の圧勝を飾ると、2戦目は今年2月の準重賞(オールウェザー8.5ハロン)で4着だった。

 ウォード師は「ギニーのようなレースに馬を連れていくのは、ずっとやってみたかったことだし、ザマッケムビュレットはそれにふさわしい牝馬なのではないかと思っている。ヨーロッパでの豊富な経験はきっと助けになるはずだ」と意欲的。「彼女を(英国へ)送って大きなチャンスに挑むか、米国に残すかについては、来月のアパラチアンステークス(芝8ハロンのG2)に使ってから、吉田氏やエージェントに相談しなければならないが」と具体的なプランに言及している。

 また、最近4年で3勝しているアイルランド勢は計20頭が名乗りを挙げ、A.オブライエン調教師はフェアリーランドを筆頭に14頭を登録。息子のJ.オブライエン調教師のイリデッサ(英フィリーズマイル)、J.オックス厩舎に移籍したばかりのスキッタースキャッター(愛モイグレアスタッドステークス)の名前もある。

 地元の英国勢はBCジュベナイルフィリーズターフ2着のイースト(K.ライアン調教師)、仏G1モルニー賞を制したプリティポリーアンナ(M.ベル調教師)がリードする。