現地5月4日に行われる英2000ギニー（ニューマーケット競馬場、芝8ハロン）に、英G1デューハーストステークスを制すなど昨年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬に輝いたトゥーダーンホットら75頭が登録した。

　J.ゴスデン調教師は、トゥーダーンホットに加えてロイヤルアスコット開催のG2コヴェントリーステークスを制し、2戦2勝のケイリクスもエントリー。その他の英国勢ではC.アップルビー調教師がクオルト（愛ヴィンセントオブライエンナショナルステークス）とラインオブデューティ（米ブリーダーズカップジュベナイルターフ）、M.ミード調教師はアドヴァータイズ（愛フェニックスステークス）と、それぞれG1ホースを登録している。

　また、英2000ギニー通算9勝を誇るA.オブライエン調教師はテンソヴリンズ（ミドルパークステークス）、マグナグリーシア（フューチュリティトロフィー）の英G1勝ち馬をはじめとする計16頭の布陣を敷いた。

　なお、昨年10月に英2000ギニーと同舞台のG3英オータムステークスを勝ったペルシアンキングもフランスから参戦する可能性がある。ただし、同馬を管理するA.ファーブル調教師は「彼を英オータムSに使ったのは英2000ギニーだけを見越したものでない。馬場が良かったからで、仏2000ギニーにすることもある」とコメント。良馬場を条件として本番前に4月10日の仏G3ジェベル賞（メゾンラフィット競馬場）でひと叩きし、馬場が悪ければトライアルを使わず英仏一方の2000ギニーに直行する考えを明かしている。