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ゲームウィナーとインプロバブル、分割の米G2レベルSでともに敗れる波乱

2019年03月17日 14:37

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 現地16日、米クラシック戦線を占うG2レベルステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が、登録馬多数のためオークローンパーク競馬場で分割施行され、ディビジョン1(Div1)では単勝1.4倍のインプロバブル、Div2でも単勝1.5倍のゲームウィナーがそれぞれ2着に敗れる波乱の決着となった。

 Div1では5番手追走の3番人気ロングレンジトディが、4番手から先に動いたインプロバブルをゴール前で強襲してクビ差勝ち。また、Div2は逃げた2番人気のオマハビーチが、番手マークのゲームウィナーを直線入口で突き放し、巻き返しをハナ差しのぎ切った。

 テイクチャージインディ産駒のロングレンジトディは重賞初制覇。前走はG3サウスウェストステークスで3着だったほか、これで準重賞での2勝を含む通算7戦4勝とした。一方、ウォーフロント産駒のオマハビーチは昨年9月にデビューし、5戦目の前走で未勝利を脱出したばかり。連勝での重賞初制覇となった。

 ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズのレベルSは、過去の優勝馬から多数の大物を輩出しており、その代表格が2015年の三冠馬アメリカンファラオ。この他にも、2004年のスマーティジョーンズがKYダービーとプリークネスステークスの二冠を制している。