5月のG1英1000ギニーでブービーの14着と大敗したスキッタースキャッターが、ロイヤルアスコットへの参戦を回避。9月の愛G1メイトロンステークスを目標に立て直すことになった。

　スキャットダディ産駒のスキッタースキャッターは、2歳時に愛G1モイグレアスタッドステークスを含む重賞3連勝。しかしP.プレンダガスト厩舎からJ.オックス厩舎に転厩して臨んだ3歳初戦の英1000ギニーではレース中の負傷もあって惨敗してしまった。

　筋断裂と診断されたスキッタースキャッターについてオックス調教師は「残念だが、こうしたことは起こり得る」とコメント。「回復には時間がかかる。忍耐が必要だ」と語り、馬の状態を確認しつつ復帰を目指す意向を強調していた。