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クリスタルオーシャン電撃引退! 調教中に無念の故障

2019年09月13日 11:56

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 現地12日、欧州でも屈指の強豪として名を馳せていたクリスタルオーシャンが調教中に脚を故障。現役を続けるのは不可能となり、電撃引退が決まった。

 クリスタルオーシャンは10月6日の仏G1凱旋門賞を目指して普段どおりにキャンターしていたところで故障したもよう。

 陣営のスポークスマンは、「クリスタルオーシャンは砲骨に2本のスクリューを入れなければならなかった。手術後は順調で、種牡馬入りには問題がないとみられているが、結論は時期尚早だ」とコメント。「このような事態になってからまだ時間は経っていないが、彼が全開することを願っている」と話している。

 シーザスターズ産駒の5歳馬クリスタルオーシャンは、M.スタウト厩舎からデビュー。3歳時から英セントレジャー2着、4歳でもキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスと英チャンピオンステークスで2着とG1で惜しいレースを続け、今年6月のプリンスオブウェールズステークスで待望のG1初制覇を果たした。

 その後はキングジョージでエネイブルからクビ差の2着。8月の英インターナショナルステークスで3歳馬ジャパンの2着に敗れたのがラストランとなった。通算16戦8勝、2着6回、3着2回と安定感抜群で、G1は1勝、重賞は7勝だった。