現地14日の愛レパーズタウン競馬場でアイリッシュチャンピオンステークスの直後に行われたG2ブーメランステークス（3歳以上、芝8ハロン）は、最後方追走から直線で大外を伸びた4番人気のスペーストラベラーが、馬群の中から抜け出した2番人気のマッターホルンをゴール前で差し切った（クビ差）。

　8月のデビュー戦から無傷の3連勝で1番人気に推されたランカスターハウスは7着で初黒星を喫している。

　スペーストラベラーはロイヤルアスコット開催のG3ジャージーステークス以来となる白星で重賞2勝目。同馬を管理するR.フェイヒー調教師は、選出されるのであればスペーストラベラーをブリーダーズカップマイルに挑戦させたい意向を明かしている。