海外競馬ニュース

News

日本人の清水裕夫師が勇退ハモンド厩舎を引き継ぎへ

2019年09月24日 11:40

  • 友だち追加数

 フランス・シャンティイで開業している日本人の清水裕夫調教師(37)がジョン・ハモンド師(59)の今シーズン限りの勇退にともない、同厩舎のおよそ半分の馬房、管理馬を引き継ぐことが分かった。

 ハモンド師は凱旋門賞を91年スワーヴダンサー、99年モンジューで2勝した名伯楽。後者は日本のエルコンドルパサー(2着)と演じた死闘が有名だ。知日派で日本への遠征も多く、92年ディアドクター、95年エルナンドのジャパンC、94年安田記念のドルフィンストリートで3度の3着がある。また、武豊騎手がフランスを拠点にした当時、同厩舎の主戦を務めたことも知られる(01年インペリアルビューティでG1アベイユドロンシャン賞制覇)。

 清水裕夫師は国内有数の進学校である開成高校から日本獣医生命科学大学へ進学。卒業後はいくつかの厩舎で修行後、昨年にフランスで日本人2人目の調教師として開業した。現在は12馬房ほどを管理しているが、今回の引き継ぎにより、30馬房を超え、広大なシャンティイの調教場で最も大きなエーグル地区に面した厩舎へ移転する。

 清水師は「恐らく大小問わず競馬に関わっている方ならばうすうすと感じているかとは思いますが、凱旋門賞を勝つための1番の方法は現地でじっくり腰をすえて調教する事。凱旋門賞を2度制覇したハモンド師からこの話を頂いた際は恐縮に思った一方で、このような世界的に見ても格式高いレースを数多く勝つのが自分の目標でもありますので、快く受けさせてもらいました。開業2年目ながら躍進している自厩舎を注目してくださり、改めて感謝しています。凱旋門賞は、実はヨーロッパ外調教馬はいまだ勝った事が皆無なレース。日本人調教師として初めて名前を刻めるよう励みます」と意欲を語った。

出典:日刊スポーツ

ページトップへ