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引退ハモンド師「エルコンドルパサーに勝てるとは」

2019年09月25日 16:50

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 99年の凱旋門賞馬モンジューを育てたフランスのジョン・ハモンド調教師(59)が年内で引退することを欧米の各メディアが報じている。

 レーシングポスト電子版はモンジューで勝った99年の凱旋門賞を振り返るコメントを掲載。ハモンド師は「凱旋門賞でエルコンドルパサーがいい脚色で最後の直線へ入ってきたときは、凱旋門賞の前に彼がファンタスティックな調教をしているのを見ていたので、勝てるとは思いませんでした。幸運なことに馬場が重く、彼をとらえることができました」と振り返っている。

 翌年(00年)のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSではファンタスティックライトや日本のエアシャカール(5着)を相手に持ったままで直線抜け出す完勝。「キングジョージを勝ったときは本当に特別な馬なのだと思いました。2400メートルで彼を倒せる馬を見つけることはできないと確信しました」と師は自身が管理した最強馬を誇らしげに語った。

 「アットザレーシズ電子版」はモンジューとのコンビで凱旋門賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制したマイケル・キネーン元騎手のコメントを紹介。「ジョン(ハモンド)の管理馬に騎乗するのはいつも楽しかったですし、彼はモンジューとともに素晴らしい仕事を成し遂げました。彼のことはいつも素晴らしい男、ジェントルマンだと感じていました。キングジョージと凱旋門賞は特筆すべき勝利です」とその功績がたたえられている。

 「サラブレッドデイリーニュース」電子版はハモンド師が厩舎を引き継ぐ日本人の清水裕夫調教師についてコメントしている。ハモンド師は「裕夫は開業2年目ですが、ほんとうにわずかな管理馬ですでに9勝を挙げています。彼にはたくさんの才能があると思っています」と期待を寄せている。

 ハモンド師自身の今後については、「2つ、3つの計画がある」と語られており、ひとまずは現在管理するハキー(セン5、父ムータティール)でオーストラリア(メルボルンのスプリングカーニバル)への遠征を予定するオーナーグループの仕事を行う予定になっている。

出典:日刊スポーツ