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フィエールマン内枠有利コース絶好2番枠/凱旋門賞

2019年10月04日 13:28

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【シャンティイ(フランス)3日=太田尚樹、ニューマーケット(英国)=松田直樹】凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)の枠順抽選が3日に行われ、日本勢ではG1・2勝馬フィエールマン(牡4、手塚)が絶好の2番ゲートを引き当てた。

 主催者のフランスギャロは、日本にない“変則コース”オープンストレッチを使用すると発表。例年以上に内枠有利となる見通しで「地の利」を得られそうだ。ブラストワンピース(牡4、大竹)は4番ゲート、キセキ(牡5、角居)は7番ゲートとなった。

 英国でタブレットをのぞき込んだ手塚師の顔に笑みが広がった。フランスの競馬チャンネル「エキディア」で生中継された枠順抽選。カプセルから出てきたのは「2」の数字だった。絶好の内枠で、実際に過去50年で断トツの7勝を挙げている“最強枠”だ。

手塚師 オープンストレッチが採用されるので、最後の直線で押し込められすぎないのはいいのでは。G1を勝った時(昨年の菊花賞と今年の天皇賞・春)も2回とも内を割ってきたので。

 凱旋門賞は内枠有利が鉄則だ。過去10年(16、17年のシャンティイ開催含む)でゲート番[1]~[6]が6勝。[7]~[12]の2勝を圧倒する。今年も例年同様に、前日の開催では内ラチから17メートル地点に仮柵が設置され、当日には外される。インコースの絶好馬場「グリーンベルト」を通れる内枠は明らかに有利だ。

 さらに、今年は「オープンストレッチ」が内枠有利に拍車をかけそうだ。日本にはない“変則コース”。533メートルの直線へ入ってすぐから仮柵(当日は内ラチから6メートルに設置予定)がなくなり、内側にスペースが生まれる。すると馬群がばらけやすくなり、インで脚をためていても、直線で詰まるリスクが減る。実際に今年8月のG1ナッソーS(英グッドウッド競馬場)では、日本馬ディアドラがオープンストレッチを利用してインを突き、見事に勝利をおさめた。内枠の馬にはいいことずくめだ。

手塚師 天気や馬場もあるし、進路取りは大事になる。スタートで速さがないので途中から上がっていく感じになるのでは。あとはルメールが頑張ると思う。(調整は)思い描いた通り。前日空輸という未体験をこなしてくれたら。

 勝利への道筋が見えてきた。母リュヌドールはフランスで重賞勝ち鞍があり、馬場への適性も高そうだ。ルメール騎手も「彼のリミットはまだ分からない」と評する潜在能力。地の利を生かし、父ディープインパクトのリベンジを狙う。

出典:日刊スポーツ

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